@ 技術者という専門職を評価するケース
A 専門能力は高いが、組織の運営を軽視する技術者をどう評価するか
B グループリーダーという役割をどう評価するかを考える
C チャレンジ業務の評価
被考課者の福島君はワールド自動車の技術部技術開発課に所属しています。
等級はS−6級、37歳、第一線の設計技術者です。そして3人の部下をもつグループリーダーです。
今期半年間の目標として、@新車ボディの軽量化計画、A部下に対する技術面での指導、Bグループ全体の残業時間低減、C新人の技術セミナーの講義担当、がありました。
福島君は技術者としての専門能力は高いが、時間配分の計画性がやや乏しく、どうしても成果の達成のみに関心が偏ってしましがちです。
またリーダーとしての部下の指導は熱心なのですが、そのために自分の仕事は遅れ気味になってしまいました。
半年後、部下に対する技術面での指導、新人の技術セミナーの講義担当はうまくいったのですが、新車ボディの軽量化計画、グループ全体の残業時間低減は悪い結果となってしまいました。
ケーススタディビデオ上映の前に、理論編ビデオ「公正評価ステップアップ講座」を上映するとより効果的な考課者訓練が実施できます。
面接制度の理解を深めるには理論編ビデオ「職能面接制度の実践」がございます。
「目標による管理」の具体的運営方法や目標面接・育成面接の技法、OJTの手法等のビデオ教材もございます。併せてご活用下さい。
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