1)ウェイト付けされた成績考課の総合の出し方の訓練。
2)考課要素を全て考課。
3)管理者は業務を遂行するだけでなく、部下の指導・育成も重要な職務であることを学んでいただく。
4)営業所を舞台にストーリー展開。
本作品の被考課者は、渋谷観光渋谷営業所の岩崎営業所長です。 仕事熱心のやり手であり、業界誌への論文や、素晴らしい販促企画書等を提出し、社内外で高く評価されている人間ですが、部下指導となると、今一つ部下に仕事を任すことが苦手の所長です。 彼の業務は営業所の売上高(50%)、利益係数(25%)、市場開拓(25%)であり、それぞれにウェイト付がかせられています。 今年度の目標は、売上高が前年度比20%アップ、利益係数19%維持でした。 岩崎所長の方針は、利益を上げることよりも売り上げをのばすことが重要であるというものですが、この方針に対して部下達は今一つ乗り気ではありません。 ある日、本社から東京商事の社員旅行(700名規模)の情報を得た岩崎所長は、早速営業に赴き、商談をすすめます。どうやら、競合相手の新宿観光も参入しているようです。 『本社のバックアップを得てはどうか』という部下の反対を押し切り、岩崎所長は単独で東京商事に企画書・見積書を作成し提出します。 最終的に利益係数19%を下回る見積提出を本社に了解してもらった岩崎所長は、最後まで本社の協力を断り、単独で商談をすすめました。 結果は惨敗でした。本社の強力なバックアップを得た新宿観光に取られてしまったのです。 渋谷営業所の今年度の成績は、売上高は所長の方針に基づき、130店舗中第6位(目標20%をはるかに上回る)という高成績を残しました。 しかし、利益係数は130店舗中第120位(20%ギリギリ)という結果に終ってしまったのです。
ケーススタディビデオ上映の前に、理論編ビデオ「公正評価ステップアップ講座」を上映するとより効果的な考課者訓練が実施できます。
面接制度の理解を深めるには理論編ビデオ「職能面接制度の実践」がございます。
「目標による管理」の具体的運営方法や目標面接・育成面接の技法、OJTの手法等のビデオ教材もございます。併せてご活用下さい。
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