成績考課と能力考課の間に介在する中間項(外部条件、内部条件、本人条件)を中心に人事考課のしくみについて理解を深める教材。 考課のポイントは、
1)熱心なあまり残業を避けるという指示を守れなかった、
2)80%まではできていたが、肉親の突然の事故により途中で同僚に引き継いでもらったこと
3)先輩の協力を受けて成果をあげたという点。
南北電機の安全管理部に所属する高野(S−4級)、服部(J−3級)の2人が被考課者です。 上司の遠藤課長は高野に『安全管理教育カリキュラム』を渡辺主任の援助を受け、残業をせずに作成するよう指示。高野にとってこの仕事は初めてでした。 結果として期限の10日後までに『安全管理教育カリキュラム』は完成しました。しかしその作成プロセスで、高野は熱心なあまり残業をしてしまいます。 また突然の父の事故のため残り3日、20%を残して業務を中断してしまいました。残り20%は高野の後輩、服部が受け継ぎ、期限までに完成させました。 提出された『安全管理教育カリキュラム』は渡辺主任の援助がありましたが、高野が担当した部分も服部が担当した部分も共に斬新なアイデアが組み込まれており、申し分ないものでした。
ケーススタディビデオ上映の前に、理論編ビデオ「公正評価ステップアップ講座」を上映するとより効果的な考課者訓練が実施できます。
面接制度の理解を深めるには理論編ビデオ「職能面接制度の実践」がございます。
「目標による管理」の具体的運営方法や目標面接・育成面接の技法、OJTの手法等のビデオ教材もございます。併せてご活用下さい。
前ページに戻るにはブラウザの「戻る」ボタンをご利用下さい