学習テ−マは、
1)昇格直後の能力考課
2)配置転換直後の人事考課(職務基準のあり方と能力考課)
3)中間項(内部条件=同僚の援助)と成績考課の関係について
ある証券会社に勤める中畑課員は1月にS−4級に昇格、4月に人事部人事課に異動になりました。課長より今期の職務基準として、同期入社の山田が担当していた仕事であった 1)新入社員フォロ−アップ教育の企画書を作成 2)来年度採用者の入社直後教育のカリキュラム案作成 3)社内教育の参考書を読み、自己啓発に努める、を設定されます。 またわからないことがあれば、同僚の山田や課長に相談するようにとの指示も受けました。中畑は自分なりに企画書を作成し山田にアドバイスを求めるのですが、同期の山田から「抜本的なやり直しが必要、また勉強をしていないではないか」と指摘されてしまいます。そこで中畑はよくわからないので見本をつくってもらうよう山田に依頼をします。山田に企画書草案を任せる一方、講師折衝に出向く。中畑は以前の営業の経験を活し、うまく講師折衝を進める。こうしてできあがった新入社員フォロ−アップ教育企画書、来年度採用者入社直後教育のカリキュラム案を課長に提出する。課長からよいできばえだとの評価を受ける。しかし山田に全面的に手伝ったことは見抜かれてしまった。
ケーススタディビデオ上映の前に、理論編ビデオ「公正評価ステップアップ講座」を上映するとより効果的な考課者訓練が実施できます。
面接制度の理解を深めるには理論編ビデオ「職能面接制度の実践」がございます。
「目標による管理」の具体的運営方法や目標面接・育成面接の技法、OJTの手法等のビデオ教材もございます。併せてご活用下さい。
前ページに戻るにはブラウザの「戻る」ボタンをご利用下さい